岡崎市は21日、来年元日の「新年交礼会」の中止を発表した。規模縮小で開催予定だったが、最近の市内の新型コロナウイルス感染拡大状況を受けて中止を判断した。

市秘書課によると、1928(昭和3)年の市の広報紙に新年交礼会の元日開催の記載があり、少なくとも90年以上前から元日に開かれている“伝統行事”。記録上では中止はなく、初めてになるという。

現在は市と市総代会連絡協議会共催の新年交礼会。例年は岡崎中央総合公園武道館で開かれているが、今回は市民会館あおいホールに会場を移し、事前申し込み制にして人数を制限。アトラクションやお年玉抽選会を実施せず、来賓も縮小で計画されていた。

会員登録者向けの名刺帳と記念品(干支の置物)の引き換えは、きょう22日から市役所東庁舎7階701会議室で。年内は25日まで、年明けは4〜8日。12日以降は4階の秘書課へ。また、支所でも4日から可能。共に2月1日まで。(竹内雅紀)