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東海愛知新聞

石像2体の披露来春に

岡崎 中央緑道の工期延長で

岡崎市籠田公園北端と桜城橋南端をつなぐ「天下の道」の道路中央部にある緑道(中央緑道)などの整備工事が、当初予定されていた12月25日までから、来年3月19日までに延長される。これにより、緑道内に設置される徳川四天王の石像で、年末に予定されていた榊原康政、井伊直政の2体のお披露目は来年に持ち越しとなる。()

同工事の対象範囲は、籠田公園南端から南に約300メートルの範囲。車道と歩道の道路幅変更や、歩行者向けのデッキ築造、四天王像の設置準備などが進められている。

市拠点整備課によると、地面の掘削中に事前調査で把握していた上下水道管やガス管、地下電線、通信ケーブルなどの配置や大きさに差異があったり、所有者不明の配管が見つかったりした。さらに、緑道に49本植えられているヒマラヤスギの根張りの範囲が想定以上に広かったという。これらの影響で追加調査や設計の変更などが必要になった。6、7月の降雨の影響で作業が遅れていたこともあり、年内完了の見通しが立たなくなったとしている。

今回は工事事業費の変更がないため議決の必要はなく、11月2日付で中根康浩市長が工期の延長を専決した。30日開会の岡崎市議会12月定例会で報告される。

中央緑道は当初、今年3月に供用開始予定だった。だが、周辺地域で当時進められていた電線地中化工事の工期延長を受け、工期が約8カ月後ろ倒しになっていた。

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