インスタで“応援”
県立岡崎商業高 「ぎゅーっと肉味噌」の販促企画
県立岡崎商業高校総合ビジネス科3年生が、2015(平成27)年度に誕生した土産品「岡崎ぎゅーっと肉味噌」の販売促進キャンペーンとして、インスタグラムで同商品を応援する「岡崎ぎゅーっと肉味噌アンバサダー」を募集する。コロナ禍で売り上げが減った同商品を広く知ってもらおうと企画された。応募期間は11月1〜30日。(横田沙貴)
アンバサダーは、12月1日から来年2月末までの3カ月間、月に2回、インスタグラムで同商品を使った料理の写真や動画を投稿する。特典として任期中は商品を毎月1瓶プレゼント。八丁味噌や岡崎おうはん、ニンニクなどを材料にした同商品は、調味料としても活用できる。
誰でも参加できるが生徒らは「地元の高校生を応援したい」「岡崎が大好き」「料理が好き」「情報発信が大好き」といった投稿者を求めている。
応募はEメール(info@egao-tsunagu.com)か公式インスタグラムのダイレクトメッセージで、
- 氏名
- 希望の連絡手段
- インスタグラムのアカウント名
—を記入して申し込む。Eメールは件名を「肉味噌アンバサダー応募」にする。詳しい募集要項は、公式ホームページでも紹介している。
同商品は15年度の同科の3年生が土産物開発などのスマイル—リンク(豊橋市)と協力して開発した。現在は3種類の味で展開中。市内の土産物店や一部スーパーなどで販売されており、売り上げは累計15万個を突破、「岡崎プレミアムみやげ品」の認定も受けている。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光客が減り、商品の売り上げも減。1カ月の売り上げは最大で前年比5割減以下に落ち込んだ。また、生徒も授業時間の確保や感染予防のため、各店頭での試食販売禁止などで販促活動を制限した。今回の企画は来年以降も土産品の開発・販促を続けられるようにするため、できる範囲での販促活動が必要と考えた生徒らは、若年層を中心に利用者が多いインスタグラムでのPRを考えた。德留光輝君は「今回のキャンペーンを通じて肉味噌の魅力と岡崎を広く知ってもらいたい」と話している。