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東海愛知新聞

激戦制し議席確定

岡崎市議選 現職25人、新人11人、元職1人

任期満了に伴う岡崎市議会議員選挙(定数37)が18日投開票され、19日に全議席が確定した。内訳は現職25人、新人11人、元職1人。88票差が当落を分ける激戦となり、現職3人と新人10人が涙をのんだ。()

党派別にみると、公明党3、立憲民主党2、日本共産党2、無所属30。政党や労組、地盤の票を固めた現職、新人、元職のほか、地盤を持たない候補者も精力的に街頭でアピールし、支持を得た。

当選者37人中、最年少は27歳、最高齢は71歳で、平均年齢は52.51歳。世代交代が進み、前回(54.00歳)より1.49歳分若返った。20代の当選は、1988(昭和63)年に中根康浩氏が26歳で達成している。

12〜17日の期日前投票者数は、同日実施の市長選が6万5514人、市議選が6万5511人と前回よりも1万8000人以上増加した。市選挙管理委員会は期日前投票所増設などの新型コロナウイルス感染拡大防止対策や、期日前投票制度の浸透などの影響があったとみている。

なお、全員一定以上の得票があったため、供託金を没収された候補者はいなかった。無効票は、市長選が2620票、市議選が4767票だった。

市長選の得票数も確定。当選した無所属新人の中根康浩氏(58)の得票数は、無所属現職の内田康宏氏(67)を3万2611票上回る10万3080票だった。

任期満了日は市長が20日、市議が25日。新市長は21日に初登庁する。

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