新人・中根氏が当選
岡崎市長選 投票率は微増の57.25%
岡崎市長・市議会議員同日選挙が18日、投開票された。一騎討ちとなった市長選は無所属で新人の中根康浩氏(58)が、同じく無所属で現職の内田康宏氏(67)=自民・立憲民主・公明・国民民主推薦=を破り、初当選を果たした。市議選は組織、団体などの支援を受ける現職・新人らが順調に票を伸ばした。投票率は市長選は57.25%で2.55、市議選は57.24%で2.54それぞれ前回より上がった。(岡崎市長・市議選取材班)
中根氏は、政党や団体などの表立った応援がない状態だったが、積極的な街頭演説でコンベンション施設整備事業見直しや、市民への1人5万円還元などを主張してきた。元衆院議員としての知名度を生かし、新型コロナウイルス対策を徹底的に訴えた。
内田氏は、政党や団体などの支援を受け、2期8年の実績や「観光産業都市」の実現に向けた政策の推進・継続などを訴え3選を目指したが、及ばなかった。
50人が争った市議選(定数37)は、政党や労組、地盤とする地域の票田を固めた現職・新人らが票を積み上げた。
当日の有権者数は市長・市議選ともに30万7734人(男性15万5625人、女性15万2109人)。