18日投開票の岡崎市長・市議会議員同日選挙の期日前投票が行われている。初日の12日は市長選で7078人、市議選で7079人が市内8カ所の期日前投票所に足を運んだ。

前回(2016=平成28=年)の市長・市議選の初日の期日前投票者数は9147人。祝日だったため多くの有権者が足を運んだとみられる。平日だった前々回(12年)の初日は1921人だった。

市選挙管理委員会によると、初日の各投票所では、午後3〜5時が比較的空いていたという。新型コロナウイルス感染拡大防止や、期日前投票の有権者への浸透などもあり、今後の混雑状況は予測しづらいという。ただし、最終日(17日)については土曜である点や過去の選挙でも投票者数が増える傾向にあることから「混雑が予想される」としている。

新型コロナ対策で投票所内は飛沫感染防止のためのビニールシートが設置されたほか、職員が定期的に記載台や鉛筆などを消毒。投票箱の横には使用済みの鉛筆を回収するかごが置かれている。持参した鉛筆やシャープペンシルの使用も可能で、13日には若干名が持ち込んでいた。

あす15日からはイオンモール岡崎(戸崎町)にも投票所が開設される。また、最終日のみ、岩津市民センターでも投票できるようになる。

岩津市民センターを除く全ての期日前投票所で土足、車椅子などでの入場が可能。投票時間は午前8時30分(イオンモールは午前10時)から午後8時まで。