高齢者の自己負担ゼロ
岡崎市 10月15日から インフルエンザ予防接種
岡崎市は24日、今年度の高齢者のインフルエンザ定期予防接種を無料にすると発表した。新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が危惧される中で愛知県が打ち出した助成事業の一環。
昨年度までの自己負担額は1500円。これを自治体が負担することで、ワクチン接種率を高めて高齢者らの重症化リスク低減や医療機関の負担軽減につなげる。
市保健部生活衛生課によると、無料になるのは、接種日現在で65歳以上、または、60〜64歳で心臓、腎臓、呼吸器、免疫機能のいずれかでの身体障害者手帳1級の交付を受けている市民。対象者は約9万2000人という。
対象者には、10月上旬に保健所から通知書が発送される。希望者は、通知書に同封されている実施医療機関74機関の一覧を参考にして、予防接種を受けたい医療機関に直接申し込む。期間は10月15日〜来年1月31日。(横田沙貴)