気軽に意見寄せて
幸田町 「声のポスト」リニューアル
幸田町で約42年間町民の声を募ってきた意見投書箱「声のポスト」がこのほど、リニューアルされた。木製で質素だった箱から、同町マスコットキャラクター「えこたん」が描かれたポップなものに様変わり。より身近な存在として町民の声を集約する。(髙木駿太郎)
同ポストは、1978(昭和53)年12月1日に、町民の意見などを町政の参考にするため、役場1階に設置された。成瀬敦町長の「町民が投函しやすいデザインにした方が良いのではないか」という提案により変更された。
えこたんの全身パネルに投函箱、以前は設置されていなかった記入台を一体化。「(意見などを)書きやすい雰囲気づくりと利便性を重視した」デザインとなっている。
また、記入台はえこたんのパネルで前方と左右を囲んだことにより、記入者のプライバシーの保護に努め、周囲からの目線が気にならないように配慮。投函された意見は確認し、内容に応じて各部署が対応を検討する。
町の担当者は「町に対する意見やアイデアなど、どんなことでも気軽に寄せてほしい」と利用を呼び掛けている。