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東海愛知新聞

4種競技で中学日本新記録

翔南中の林さん 通信陸上で県大会V

岡崎市翔南中学校陸上部3年の林美希さんが、8月29日に名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開かれた「第66回全日本中学生通信陸上競技愛知県大会」の女子4種競技(100メートル障害、走り高跳び、砲丸投げ、200メートル)で、中学生の日本新記録(中学記録)となる3191点で優勝した。林さんは種目を転向して1年もたたないうちに大記録を打ち立て、喜びに浸っている。()

同大会は、一定期間内の陸上競技大会における公式記録が、基準をクリアした選手のみ出場。通常2日間に分けて4種目が行われるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1カ月以上延期、大会が1日に短縮された。

林さんは100メートル障害、走り高跳び、砲丸投げで自己記録を更新。最後に行われた200メートルは、直前の組まで強風が吹いていたが、出走時には風が弱まり、25秒81で自己ベスト(25秒51)に迫るタイムを記録。それまでの日本記録(3172点)を塗り替えた。

林さんは小学校から陸上のクラブチーム「TSM」に所属していたが、中学校入学後に陸上部に入部し本格的に陸上競技に打ち込むようになった。100メートル、100メートル障害を経て2年生の11月に4種競技に転向。4種競技での大会出場は今回で2回目だったという。

林さんは「日本新を取った直後は実感が湧かなかったが、うれしい。高校に入学したら7種競技(4種目に走り幅跳び、やり投げ、800メートルを加えた7種目)に転向し、インターハイ(高校総体)優勝を目指したい」と力強く語った。

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