岡崎公園内で12日、2年ぶりとなる岡崎城のすす払いが行われ、国道1号沿いの大手門前に大門松が登場した。
岡崎城では午前9時30分から、公園を管理する職員5人が長さ約5メートルのササの葉で、天守閣出入り口など庇(ひさし)の裏側に付いた2年分のほこりを払っていった。昨年のすす払いは、城が耐震工事で休館していたため行われなかった。
岡崎城の年末の営業は28日午後5時まで(入場は同4時30分まで)。年始は1月2日午前9時から営業する。
大手門前では午前10時30分から約1時間30分かけて、高さ約3メートルの大門松が設置された。一対の大門松は松、竹、梅をはじめ、葉ボタン、クマザサ、センリョウ、ナンテンなどで華やかに飾られ、ひと足早い“正月ムード”を演出している。