岡崎市は、第6次総合計画の基本構想案を市議会12月定例会に上程する。計画案については、10日に延藤安弘会長=愛知産業大学大学院教授=ら20人で構成する総合計画審議会の答申を受けた。
計画で目指す都市像は「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」。計画案では▽自立した地域が共生する都市づくり▽健康・医療に配慮が行き届いた社会の実現▽都市の持続性を見据えた行財政運営―など10の課題を、平成32年までに着手すべきと位置付けている。
課題を達成するための基本政策は「市民生活・地域社会の充実」「保健・医療・福祉の充実」「環境共生都市の実現」「経済の振興」「都市基盤・生活基盤の整備」「教育・文化の振興」「自律した都市経営の実践」の7分野にわたる計69施策。来年度から計画をスタートさせる。
審議会では、計画を実施する予算措置や中山間地問題への対応強化、市民に対する計画のアピールの必要性などを求める声があった。