岡崎署は15日、管内の金融機関4店舗の女性職員を「1日女性警察官」に委嘱し、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で振り込め詐欺の防止キャンペーンを実施した。
委嘱を受けたのは、橋川彩さん(岡崎信用金庫)、磯貝真世さん(西尾信用金庫)、大藏優紀さん(名古屋銀行)、浅野真由明さん(三菱東京UFJ銀行)の4人。岡崎署、市役所、西三河県民事務所からも計約20人が参加し、被害に遭わないためのチェック項目が書かれたチラシや、啓発品を配りながら「振り込め詐欺に気を付けてください」と呼び掛けた。
警察のまとめによると、8月末までの県下の被害件数は確認されているだけで約700件、被害総額は約11億7,000万円。岡崎署管内は29件、約4,300万円で、振り込め詐欺について知っていて被害に遭った人が7割以上にのぼる。
チラシを受け取った買い物客らは「電話は突然かかってくるから気を付けないとね」などと話していた。