任期満了に伴う岡崎市長・市議会議員同日選挙がきょう28日に告示される。午前8時30分から午後5時まで、市福祉会館6階で立候補者の届け出を受け付ける。市長選の立候補者は前職と新人の2人、市議選には定数40に対して49人が立候補する見込み。届け出を終えた立候補者から各選挙事務所で行う出陣式で第一声を挙げ、7日間の選挙戦に入る。
市長と市議の同日選挙は3回目だが、額田町との合併後は初めて。前回（平成16年9月12日）、85カ所だった投票所は額田地区の15カ所と、有権者8,000人を超える北野学区の「学区こどもの家」に新設する1カ所が増え、計101カ所になる。
公営ポスター掲示板は同地区内の90カ所が加わり、計722カ所になる。
一方、昨年3月22日の公職選挙法の一部改正に伴い、市長選の選挙運動に限り、公費によるビラ配布が今回から可能になった。配布できるビラの上限は1候補につき2種類1万6,000枚。
市選挙管理委員会は26日、告示日に備えた届け出受け付けのリハーサルを実施。届け出順と選挙運動ポスターの掲示順を決める抽選の手順や、立候補者に渡す腕章や標旗などの7つ道具の封入漏れがないかを確認した。
市選管が27日まとめた有権者数は28万9,168人。男女別では、男性14万5,710人、女性14万3,458人。額田地区の有権者7,557人を含め、前回選挙より2万21人増えた。
これに伴い算定される選挙運動費の最高支出限度額は、1候補につき市長選が1,860万円、市議選が582万1,900円に決まった。