9月17日【水】
■麻生氏「岡崎だったから…」
豪雨災害発言 岡崎市が抗議文 「不適切で配慮ない」 岡崎市は16日、自民党の麻生太郎幹事長が、14日にJR名古屋駅前で行われた同党総裁選街頭演説会で、集中豪雨の被害について「岡崎だったからいいけど」などと述べたことに対する抗議文を、永田町の衆議院議員会館などに送った。 市によると、麻生氏は公共事業の必要性を訴える中で、「岡崎の豪雨は1時間に140ミリだった。岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」などと述べた。 市長職務代理の石川優副市長は15日に発言を知り、16日朝開いた定例部長会で市議会議長の同意を得て抗議文の送付を決めた。 抗議文は副市長と議長の連名。「驚きと憤りを禁じえない」とし、「今も災害からの復興活動を続ける岡崎市と市民を深く傷つける発言。このような不適切で配慮のない発言は極めて遺憾で、市民を代表して強く抗議する」としている。発言の撤回、謝罪は求めないという。 ◆
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