7月12日【土】
盲学校教育の全国大会
■岡崎で初めて開催 今月末から研究・実践基に議論 400人が参加 県立岡崎盲学校(棚橋義則校長)が主管する第83回全日本盲学校教育研究大会岡崎大会が、今月31日から2日間の日程で、岡崎市竜美丘会館と岡崎ニューグランドホテルを会場に開かれる。愛知県で開催されるのは昭和36(1961)年の名古屋大会以来48年ぶり。岡崎市では初めての開催。 主催は全日本盲学校教育研究会と全国盲学校長会。大会には全国69盲学校や関係機関から約400人が参加する。 大会テーマは「充実した視覚障害教育の推進」。視聴覚障害幼児・児童・生徒が、自立と社会参加をめざして心豊かに生きていくため、一人ひとりのニーズに応じた支援をどのように展開していくかなどについて、5つの分科会で研究や実践をもとに議論を深める。
一般の聴講歓迎
31日午前10時20分から同11時30分まで竜美丘会館大ホールで記念講演がある。講師は愛知淑徳大学教授で同大学クリニック院長の三宅養三さん。演題は「眼科治療の最前線から―眼科医から見た障害の理解と指導の在り方」。事務局では市民一般の聴講を呼びかけている。 同研究大会の第1回は大正10(1921)年7月に東京で開かれており、長い歴史を持つ。 ◆
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