東海愛知新聞バックナンバー
 6月21日【土】
“たらい回し”はダメ
「問い合わせ」新システム稼働へ
岡崎市

岡崎市は、新たな情報提供サービス「問い合わせ支援システム」を、7月1日から稼働させる。市への問い合わせに対し「担当部署が異なる」などの理由で、市民が“たらい回し”になることを防ぐ。

市では、よくある質問・問い合わせと回答集700件分のデータベース(FAQ)を、検索用として市のホームページで公開している。

問い合わせ支援システムではFAQを約2,000件に増やした。民間企業のコールセンターシステムを採用。職員全員が個人使用のパソコンでデータベースを共有し、担当外の問い合わせ電話にも、FAQにある内容に限り対応できるようにする。

また市役所への代表電話で受ける電話交換係も同様の業務を行う。庁舎受付カウンターではその場でFAQを検索し、来庁者に対応する。システム構築費はソフト開発など約2,600万円。





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