東海愛知新聞バックナンバー
 2月5日【火】
待望の日本一に輝く
岡崎市岩津中学吹奏楽部が栄冠

岡崎市岩津中学校の吹奏楽部(田邉螢部長)はこのほど行われた第42回こども音楽コンクールの決勝大会で、日本一の文部科学大臣奨励賞を受賞した。
 同コンクールは小中学校を対象に合唱、重唱、重奏、合奏など8部門で日本一を競う。
 同校は管楽合奏の部に出場。「プッチーニの歌劇『トゥーランドット』から」を演奏。県大会、中部決勝大会を勝ち抜いて日本一を決めるテープ審査に進んだ。
 審査は先月27日、東京都赤坂のTBSで行われ、全国を7ブロックに分けた地方大会の代表七校が参加。7人の審査員によって慎重に行われた結果、同校が第1位にあたる文部科学大臣奨励賞に選ばれた。
 3年生の田邉部長は「今のメンバーで演奏するのはこれが最後だと、気合を入れて取り組んだ大会で最高の賞を受賞でき本当にうれしい」と大喜び。
 顧問の織部一良教諭も「このコンクールで文科大臣奨励賞を取るのは指導者として1つの目標でした。生徒とともに頑張ってきたかいがありました」と喜びにひたっていた。
 同校吹奏楽部は現在、1年生から3年生まで部員数59人。10年前に赴任した織部教諭の指導のもと、めきめき上達し中部決勝大会には連続7回出場。全国大会出場2回目で待望の日本一に輝いた。
 授賞式は3月1日午後2時から、東京都渋谷区の東京オペラシティコンサートホールで行われる。





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