■ジャケット300枚 福岡へ
内田ジャズコレからアート展
(来月2日−3月15日)に展示
岡崎市
岡崎市シビックセンター内に保管されている「内田修ジャズコレクション」の中から厳選したレコードのジャケット約300枚が、来月2日から福岡市内で始まるジャズ・ジャケット・アート展「ART・LOVE・JAZZ」で展示される。同コレクションからこれだけ多くのレコードジャケットが市外に出品されるのは初めて。
1万2千枚を超えるジャケットのコレクションから、レーベルごとに見られるデザインの特徴や世界的に著名なアートデザイナーが手がけた作品を厳選。作者にはポップアートの旗手として知られ、雑誌「ヴォーグ」の広告イラストや、ティファニーのウィンドー装飾、キャンベルスープのラベルデザインなどを手がけたアンディー・ウォーホル、11年間にわたって米国の名門ジャズレーベル「ブルーノート」のジャケットをデザインしたグラフィックデザイナー、リード・マイルスらが名を連ねる。
会場は現代アートを中心に紹介している福岡市中央区のギャラリー三菱地所アルティアム」。ギャラリーの開館時間は午前10時から午後8時まで。入場料は一般400円、学生300円(中学生以下は無料)。3月15日までの会期中、2月19、20日は休館。
主な作者とジャケット名は次の通り(カッコ内の演奏者)。
アンディー・ウォーホル=「BLUE LIGHTS VOL・1」(ケニー・バレル)「THE CONGRERATION」(ジョニー・グリフィン)▽リード・マイルス=「COOL STRUTTIN」(ソニー・クラーク)「TRUE BLUE TINA BROOKS」(ティナ・ブルックス)▽ウィリアム・クラクストン=「WAY OUT WEST」(ソニー・ローリンズ)▽和田誠=「TOSHIKO AT TOP OF THE GATE」(秋吉敏子クインテット)
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