入院患者の面会禁止
市民病院 「予約制」の導入も
岡崎市民病院は、市内の新型コロナウイルス感染者が発生し続けている現状から入院患者や医療従事者、必要に迫られた面会者の安全を確保するため、入院患者への不要不急の面会を禁止した。
同院は2月26日から「面会制限」をはじめ、入院患者の身の回りの世話や手術に関する医師の説明といったやむを得ない事情の場合(面会人数・滞在時間の制限あり)を除いた面会禁止を実施してきた。
今回はさらに面会禁止を厳格化。入院患者の着替え持参などによる面会は、来院前日までに入院病棟に連絡する「予約制」にした。申し込みのあった面会予約は、同院1階の正面玄関にある総合案内で名簿としてまとめられ、予約した面会者が来院した際に照合する。ただし「入院患者の様子を見に行く」といった入院に直接かかわらない理由による面会は完全に禁止する。面会禁止期間は「当面の間」としている。