■来年度の組織改正発表
東岡崎駅周辺と藤川地区拠点整備に本腰
岡崎市
岡崎市は21日、平成20年度の組織改正を発表した。名鉄東岡崎駅周辺や藤川地区の拠点整備を推進する「東岡崎・藤川地区整備課」の新設など、改正後は3課11班増え、計82課266班となる。
来年秋に開館する「図書館交流プラザ」には、市教育委員会事務局から移管する形で中央図書館を再編し、「市民活動総合支援センター」と「総務管理課」の2部署を新たに設置する。これに伴い、康生地区拠点開設準備室は廃止する。
市保健所には、市内の獣医師を集めて動物診療を行う「動物総合センター」を新設。生活衛生課の試験検査班を総合検査センターに移し、新たに食育推進班を設ける。
福祉保健部には市民文化部から国保年金課が移り、健診指導班を新設するほか、長寿課から医療助成班を移す。
また同部内では社会福祉課を廃止して「生活福祉課」と「障害福祉課」に2分化。児童家庭課と保育課を廃止し、「こども課」として統合する。介護サービス課は長寿課に統合、「岡崎げんき館」が来年3月にオープンするのに伴い健康づくり拠点推進室は廃止する。
東岡崎・藤川地区整備課の新設について、柴田紘一市長は「これまで議論が進んでいた東岡崎駅周辺整備は、地権者や名鉄との協議で良い案が出ており、課の新設を新たなスタートにしたい」と述べた。
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