東海愛知新聞バックナンバー
 11月6日【火】
2日間で延べ21万人
岡崎市中心街
秋のイベントにぎわう

岡崎市は5日、「2007秋の市民まつり」「岡崎ジャズストリート2007」「Okazakiまち祭り」の来場者は、3、4日の両日合わせて延べ約21万人と発表した。市民まつりは15万人、ジャズストリートは2万人、まち祭りは4万人だった。両日とも晴天に恵まれ、中心街の会場周辺には親子連れや若者たちの姿がめだち、多彩なイベントを楽しんでいた。まち祭りではアマチュアバンドが出演してミュージックコンペも開かれた。
 「Okazakiまちまつり2007」のミュージックコンペは4日、岡崎市康生町の「康生町バス停」前の特設会場で行われた。
 7月の一次審査を通過したアマチュアバンドなど計13組が出場。フォークシンガーやユニット、バンドが次々とオリジナル曲を披露した。
 審査の結果、優勝賞金5万円を手にしたのは女性2人のユニット「api(あぴ)」。ピアノと歌というシンプルな構成ながら、美しいハーモニーが審査員らの好評を得た。
 2位は、この日限りという男女2人のリードボーカルで臨んだロックバンド「ゆみちゃんバンド」、3位には中年男性4人のロックバンド「インスタントスーパーピクシーズ」と、幼なじみ同士という男性フォークデュオ「優雅」が選ばれた。
 また「野菜の好き嫌いをなくしたい」と野菜をテーマに歌った男性フォークシンガー「そよかぜ」と、織田信長の名言や生涯を歌詞に演奏したコミカルバンド「るるバンド」に、審査員特別賞の賞金1万円がそれぞれ贈られた。


今年で2回目の「岡崎ジャズストリート」は、有料18、無料2の計20会場で開かれ、どの会場も立ち見がでるほどの人気。東京や大阪、浜松など全国から集まったデキシー、スイング、ラテンやビッグバンドなどトッププレーヤーの演奏を楽しんだ。
 籠田公園では初めてフードコートも設けられ、ステージの演奏を聴きながら食事を楽しむ人でにぎわった。プログラムを手にした男性は、「こうして街を歩くのも楽しいですね」と次の会場へ急いでいた。





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