■岡崎駅東に「屋台村」
13日オープン
2月3日まで6店が営業
岡崎市羽根町のJR岡崎駅東口前の市有地で13日、期間限定の屋台村「であい横丁」がオープンする。同町では区画整理の長期化に伴い、地元の飲食店主が店舗を求めて地域を離れていったり、多くの土地所有者が所有地を駐車場に整備するなどしたため、商業のにぎわいを求める地元住民の声が高まっていた。
屋台村を運営する岡崎商工会議所は、他事業を含む「OKAZAKI屋台村食べ歩きストリート」の総事業費,1200万円のうち、市から800万円の補助を受け、屋台村には屋台の建設や整備費など500万円を投じた。
屋台村の敷地348平方メートルには、地元を含めた市内の飲食店6店舗が出店し、うどん、ホットドッグ、台湾、インド、ベトナム料理などがそろう。各屋台には8人が座れるカウンター席があるほか、屋台村の中央には額田森林組合が手作りしたテーブルといすを置くという。
屋台村は来年の2月3日まで日曜日を除いて営業し、2月3日以降は同駅前交番の移転建設が始まる。営業時間は夕方から夜間(午後10時)までが中心だが、午前中から営業する屋台も。一方で酒類を出す屋台もあるため、同会議所は出店者に飲酒運転への注意喚起も行っている。
町内の区画整理では歩行者重視の道路などができる予定で、会議所の荻野里富事務局次長は「屋台村を利用する地元住民や駅の利用者らに、区画整理による『まちづくり』もPRしたい」と話している。
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