■10月にボーカルライブ連発
国内唯一の混声ジャズボーカル
「BREEZE」がシビックセンターで公演
国内唯一の混声ジャズボーカルグループ「BREEZE」のコンサートが10月19日、岡崎市シビックセンター・コロネットで開かれる。Blue Wave Jazz Forum (ブルーウエーブジャズフォーラム) 主催。
BREEZEは、ジャズボーカリスト後藤芳子の門下生で1993年に結成したボーカルグループ。メンバーは、小菅けいこ(ソプラノ)、松本敦子(アルト)、中村学(テナー)、磯貝隆昭(バリトン)の4人。それぞれがソロでも活躍している実力派で、スキャットを生かしたアレンジなどスイング感あふれるハーモニーや、親しみやすいステージで好評を得ている。
レパートリーはジャズのスタンダードナンバーを中心に、ポップスや日本の楽曲まで幅広く、ジャズクラブでの活動のほかに、海外のジャズフェスティバルやコンサートにも出演。サラ・ボーンやフランク・シナトラ、ナタリー・コールなどの伴奏者も務めたジョージ・キャフニー(ピアノ)、ジム・ヒューワット(ベース)、ロイ・マッカーディーら、数多くのミュージシャンと共演している。
ボーカルグループが数少なくなった現在、最も期待されているグループの1つ。スイングジャーナル誌では、2006年度読者人気投票ボーカル部門3位に選ばれている。
当日は、BREEZEの最新作の編曲を担当した野口久和がピアノを担当。渡辺貞夫や小曽根真のライブに参加しているサックス奏者の近藤和彦、ベースに中村新太郎、ドラムに田鹿雅裕を迎える。
入場料は全席自由3,500百円。市シビックセンター、チケットぴあで販売している。
地元シンガー高柳礼香さん
CDデビューと記念コンサート
岡崎市大平町在住の高柳礼香さん(26)が、日本のポップスをジャズ風にカバーしたアルバムで、10月17日にCDデビューする。高柳さんは昨年七月に行われたFMおかざきの番組企画「岡崎の歌姫オーディション」でグランプリを獲得、地元のソロシンガーとしてライブ活動などを展開している。
アルバムには「愛」をテーマに「なごり雪」「未来予想図II」など10曲を収録。イオン岡崎ショッピングセンター内のタワーレコード岡崎店などで、1枚2千円で発売する。
レコーディングは15日から岡崎市民会館のリハーサル室で始まり、市内のジャズピアニスト菅沼直さんや、ギタリストヒロ北川さんらミュージシャン6人がアレンジやコーラスで参加。高柳さんは「オーディショングランプリの任期は今年いっぱいですが、将来はジャズのツインボーカルを組んで活動していきたい」と話している。
10月8日午後5時からは「岡崎市民会館1,000人コンサート」と題し、第2期岡崎の歌姫オーディション決勝大会のあと、高柳さんのCD発売記念コンサートを開く。前売り1,200円。9月2日からチケットぴあで販売する。
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