危険期「16件以上」
岡崎市 独自の新型コロナ対応ガイドライン
警戒レベルは「4」のまま
岡崎市が独自に基準を設けて運用する「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」が29日、一部更新された。市内での過去7日間の新規感染者の発生件数をベースにした「警戒レベル」の基準を変更。最大級の警戒を示す「レベル4」(危険期)では、「8件以上」から「16件以上」に倍増した。(横田沙貴)
同市では22日にガイドラインの運用を開始。警戒レベルは行政機関の対応を判断する指標であり、市内での感染状況を市民に伝える役割もある。愛知県が休業要請などを判断する基準としてきた指標を27日に改定したことを受け、同市の新型コロナウイルス感染症対策本部で基準を見直した。
更新されたガイドラインの判断基準は、県の基準を参考に設定。分かりやすい具体的な指標である点などを考慮して「過去7日間の発生事例数」のみで判断される。国や県の緊急事態宣言が発令された場合は、警戒レベルに関わらずに同本部で対応を判断する。
29日現在の警戒レベルは「4」。今後は、市役所入り口の掲示物、ホームページ、SNS、FMおかざきで周知し、市民に対して注意喚起をする。