一般利用きょうから
龍北総合運動場グランドオープン
岡崎市真伝町で整備が進められてきた「岡崎市龍北総合運動場」(旧愛知県岡崎総合運動場)が4日、グランドオープンした。この日は関係者による開場式と一般向け内覧会が開かれた。各施設の一般利用はきょう5日(陸上競技場はあす6日)に始まる。(横田沙貴)
開場式には内田康宏市長や大村秀章県知事、同運動場指定管理者の特別目的会社(SPC)「龍北スポーツサポート」の関係者ら約40人が出席。内田市長は「この運動場で多くのアスリートが限界に挑戦し、全国、さらには世界へ羽ばたいてほしい」とあいさつ。式後は、敷地中央部の全天候型陸上競技場「龍北スタジアム」の前でテープカットがあった。
スタジアムは最大約5000人を収容。日本陸上連盟第3種公認陸上競技場(400メートル)で、トラックは全天候型ゴムチップウレタン舗装、インフィールドは天然芝になっている。屋外には歩車分離のためのペデストリアンデッキ(空中回廊)もある。野球場やアーチェリー場、テニスコート、園路を利用したジョギングコースなどがある。なお、18日からの「岡崎市中学校市長杯総合体育大会」(市長杯)の競技会場としても利用される。
同運動場は1968(昭和43)年にオープン。県の行政改革の一環で、2018(平成30)年4月に市に移管され、PFI(民間資金活用による社会資本整備)を活用して老朽化していた施設を再整備した。
利用予約は随時受け付けている。問い合わせは、同運動場総合案内(46—3261)へ。