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東海愛知新聞

初めての田植え

梅園小 休校中に教師が校内で手作り

岡崎市梅園小学校で3日、5年生児童による田植えが始まった。臨時休校中に担任教師4人が校内の同学年用の菜園畑を水田に改造。児童は初めての“稲作体験”に興味津々だった。()

面積は約18平方メートル。約60センチ掘り、水が染み込まないようビニールシートを2重に敷き、その上から栽培養土や泥を混ぜて田土に近い形にした。実家が農家の近藤文彦校長が指導し、苗を提供した。学年主任の服部将也教諭(40)は「5年生は社会で農業を学ぶほか、家庭科も始まる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で各行事が中止になる中で、新しい体験をしてもらいたかった」と話す。

この日は、田植えを希望した男女7人が午前中の20分間の休憩時間を使って参加。山口圭祐君(10)は「足元がヌメヌメして歩きにくくて気持ち悪かったけれど、うまくできた。収穫できたら食べたい」と笑顔だった。

あす5日まで希望者のみ田植えを行う。収穫後に児童が食べることができるような企画を検討中という。

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