電話で被害阻止へ
岡崎市 特殊詐欺対策で補助制度 購入費の半額を支援
岡崎市は6月1日、特殊詐欺対策装置購入費の補助制度を創設する。固定電話機に取り付ける通話録音装置か着信拒否装置、または録音か着信拒否の機能が内蔵された固定電話機のいずれかの購入費の半額(上限7000円、1000円未満は切り捨て)を市が負担する。
年々悪質・巧妙化する振り込め詐欺(オレオレ詐欺、還付金詐欺など)防止を目的にした市独自の支援制度。高齢者と犯行グループの電話での接触を断つことで、被害の未然防止を図る。一般会計当初予算に事業費350万円を計上した。
対象は市内在住で、65歳以上の高齢者のみの世帯員か、日中の在宅が65歳以上の高齢者だけとなる世帯の高齢者。先着順。申請期間は来年3月31日までだが、予算額に達し次第終了。
市安全安心課(市役所東庁舎3階)や市ホームページで配布される交付申請書兼事業報告書に記入し、領収書の写しや機器の機能が確認できる書類(カタログなど)を添えて、同課に提出する。
問い合わせは、同課生活安心係(23—6525)へ。