かわいい「猫だらけ」
岡崎のラピュタで安藤さんが写真展
猫の写真を20年以上撮影し続けている岡崎市の安藤由香子さん(51)が、欠町の「コーヒー&ギャラリーラピュタ」で、同店では5回目になる写真展「猫だらけ」を開いている。15日まで。
2012(平成24)年から実家の飼い猫や野良猫、知人の猫を撮影した2L判の写真や写真パネル25点を展示。素早い猫の“貴重な”瞬間が飾られた店内に客は思わず目を細める。
安藤さんが初めて猫を飼ったのは1997(平成9)年。山道の側溝で鳴いていた黒猫「カイ」だった。当時の使い捨てカメラで撮影したカイの横顔は、最も心に残る写真だ。しばらくして、生後3日の捨て猫「ツカサ」を引き取ったのをきっかけに本格的に撮影を始めた。
「でもズームや照準機能がない使い捨てカメラではどうしようもなかった」と苦笑いする安藤さん。初めてのコンパクトデジタルカメラは、「光学ズーム機能に惹かれた」というオリンパス。3台目になる現在まで同じメーカーを愛用する。
安藤さんは「訪れた人が写真と自分の飼い猫を重ねたり、猫好きが共感してくれたりするのがうれしい」と話している。
午前9時〜午後5時。日、月曜定休。(今井亮)