会わなくても届きます
発知商店がコロナ対策の宅配サービス開始
岡崎市柱曙1の酒類販売業「発知商店」(發知良介社長)はこのほど、配達員と接触せずに商品が購入できるサービス「ホッチの置き配」を始めた。
同社は、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため小、中学生の子どもを持つ親や高齢者が外出しにくくなるだろうと考え、以前から実施している宅配サービスで極力買い物客と接触せずに、商品を提供できないかと新サービスを発案した。
対応商品はビールをはじめ、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインといった同店で取り扱う1000種類以上の酒や調味料、食品など。配達対象エリアは、JR岡崎駅を中心に翔南、南、竜海、竜南中学校区の市南部エリア。
支払方法は現金とキャッシュレス決済(PayPayと楽天Pay)で対応。配達料金は商品の合計金額が1500円以上が無料、同以下は1回500円。
同サービスでは、商品を玄関先まで配達してインターホンで知らせる。現金支払いは玄関先に料金を置くと、感染予防のために3メートル以上離れて待機している配達員が集金する。キャッシュレス決済は、商品に貼り付けた2次元バーコードを読み取り精算する。
發知稔貴専務(31)は「子どもや高齢者、外出が難しい家庭の助けにと思い、サービスを始めた。地域密着の良さを生かして今後もさまざまなサービスを提供していく」と話している。
問い合わせは、同店(55—1255)へ。