「大きいのが採れた」
愛宕小で夏ミカン狩り
岡崎市愛宕小学校で20日、運動場で育てられている夏ミカンが収穫期を迎え、全校児童179人がミカン狩りを行った。
運動場には、1976(昭和51)年にPTAが中心となって植えた25本の夏ミカンの木があり、児童はミカンの生育状況を見ながら登下校していた。
この日は、ミカンの木の前に全校児童が集合し、美化緑化委員が考えた夏ミカン1個当たりの重さや夏ミカンの種類などのクイズを出題した。
収穫作業では、低学年の児童の手が届かない夏ミカンの収穫を手伝う高学年の児童や「大きいのが採れた」とうれしそうに教師に報告する児童の姿があった。収穫した約1200個の夏ミカンは児童が自宅に持ち帰ったり、地域住民に配布したりした。
3年の梅村虹琴さん(9)は「大きいミカンは採るのが大変だったけど、すごく良い香りがして食べるのが楽しみ」と笑顔を浮かべていた。(髙木駿太郎)