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東海愛知新聞

試行錯誤し成功

秦梨小 プログラミングでドローン動かす

岡崎市秦梨小学校で16日、プログラミング技術を使ってドローンを動かす授業が開かれた。6年生10人が総合学習の中で実践。昨年9月に同校の航空写真をドローンで撮影したヨシノ印刷(同市八帖北町)が小型ドローン3機を同校に貸し出し、技術指導を行った。

この日は、秦梨学区で土砂災害が起き、動物が孤立しているという状況を想定し、多くの動物を迅速に救う目的で授業が進められた。体育館内には動物7種(イノシシ、キツネ、イヌ、サル、キジ、ネコ、クマ)の写真が床に配置され、それぞれの写真の上にドローンが着陸すれば救出というルール。児童は3グループに分かれて、タブレット端末上で前進や回転、降下や上昇などの“指令”をつくり、Wi-Fi接続されている機体を動かした。児童は試行錯誤し、話し合いながら微調整を重ねていった。担当教諭は「機械を動かすには、人間がつくるプログラムが正確でなければならない。扱う人間の頭脳も大事」などと説いた。

7種類の動物の“救出”に成功したのは蒲野雅宏君、川澄陽向君、石田瑛大君のグループ。3人は「機体の癖をつかみ、たくさん経験を積んだことが成功につながったと思う」などと振り返っていた。()

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