英語に親しもう!
北中で日米コンビ芸人「パックンマックン」が講演
岡崎市北中学校で11日、芸術鑑賞会が開かれた。日本人と米国人のお笑いコンビ「パックンマックン」が講演し、聴講した生徒や教員らに対して英語に親しむきっかけを提供した。(竹内雅紀)
パックンマックンは、米国人のパックンと日本人のマックンが1997(平成9)年に結成。日米の違いをネタに漫才やコントを展開し、情報番組や英語のコーナーなどで活躍している。
演題は「コミュニケーション力でグローバル人材に!」。今年は東京五輪・パラリンピックの関係で訪日外国人の増加が予想されるが、無理に英語で話し掛けずに「こんにちは」と日本語での声掛けを進言した。「訪日外国人は覚えたての日本語を使いたがる。だから日本語でいい」
海外においては英語が有効とした上で、英語への苦手意識の払しょくを提案。英会話は英文法と異なり、単語をつなげるだけで通じることが多いため「思い浮かぶ英単語を使うこと。完璧な英会話でなくてもいい」とした。「『英語をしゃべれない』ではなく『英語をしゃべらない』だけ。自信を持ち、日本人同士でも練習をしよう」と呼び掛けた。
このほか、テレビ番組「英語でしゃべらナイト」の中の人気のリスニングコーナー「パックン英検」や、通じない和製英語の紹介も行った。