目指せ!全国制覇
小高2校意気込む
岡崎学園 春高バレー
岡崎市稲熊町の岡崎学園高校女子バレーボール部が、“春高バレー”の通称で知られ、東京都調布市で開かれる「第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(来年1月5〜7、11、12日)に出場する。JAあいち三河(天野吉伸理事長)は23日、同部を応援するため、管内(同市、幸田町)産のコメ「ミネアサヒ」100キロとペットボトル飲料「岡崎茶」48本を寄贈した。
同部の春高バレー出場は3年ぶり44回目。全国大会の常連校だが、優勝は前身の岡崎女子高校時代だった1970(昭和45)年の第1回大会の1回のみ。
現在の部員数は29人で、このうち14人が3年生。これまで春高バレーに出場できなかった悔しさをばねに、入学当初から念願だった春高バレー出場に向けて練習や試合に打ち込んできた。
経験豊富な3年生が多いことや、日本代表としてアジアジュニア女子選手権大会に出場した経験のあるセッターの3年安田美南さんを軸にしたコンビバレーが武器。
ウイングスパイカーで3年の上村優奈部長は「自分たちがやってきたことをしっかり出し、相手選手を圧倒するような気迫で試合して日本一を目指します」と意気込んでいる。(横田沙貴)
生平小リズムダンス
岡崎市生平小学校で23日、第7回全国小中学校リズムダンスふれあいコンクール全国大会(26日・東京)に出場する4〜6年33人の激励会とダンスの披露が行われた。同校は3年連続の出場。過去2回は優勝と準優勝の好成績を収めている。
体育館に集まった下級生が全国出場を祝って「みなさん頑張ってください」とエールを送った。その後、上級生は笑顔で堂々とダンスを下級生や保護者らに披露した。
4〜6年生の合同体育の授業で練習したダンスを同コンクールに応募。約100校の応募があり、全国大会出場13校のうちの1つとなった。県内の小学校としては唯一の出場となる。
昨年までは規定曲部門で参加していたが、やりたい方向が違うと感じたため今年は自由曲部門に変更。児童らは、10月から体育の授業や休み時間などを使って練習に励んだ。手を取り合ったり、大きく腕を振ったり、一緒にジャンプしたりと息の合ったダンスとなっている。
3学年をまとめるリーダーを務めた、5年森下紗衣さんと柴田聖治君は「みんなの気持ちを1つにすることが大変だった。去年よりも見ている人が楽しくなるようなダンスを心掛けている。優勝を目指している」と話していた。(髙木駿太郎)