3選出馬を表明
現職内田氏が市長選に向け
岡崎市の内田康宏市長(66)は4日、来年10月20日の任期満了に伴う市長選挙への出馬を表明した。この日開かれた市議会12月定例会の一般質問で、杉浦久直議員(自民清風会)の質問に答えた。内田市長は「乙川リバーフロント計画に続き、市内の東西南北で進めている各事業が順次、完成の時を迎える。こうした成果を合理的に連動させ、『一歩先の暮らしで未来を拓く 中枢・中核都市おかざき』を築きたい」と述べた。
答弁後の取材に応じた内田市長は「提唱した政策推進には最低3期は必要」と説明。周囲から早期の出馬表明を求める声が上がったといい、「慌てて表明する必要はないと思っていたが、悠長な態度を取っているとデマ情報が出る恐れがある」と答え、「『観光産業都市』の根本になる、住んで快適で楽しい都市を目指したい」と話した。
内田市長は県議を経て、2012(平成24)年の市長選に初当選。現在2期目。