人気店勢ぞろい
中総 パンマルシェに行列
2度目も大盛況 県内外35店出店
人気パン屋の商品を一度に味わえるイベント「中総パンマルシェ2019」が29日、岡崎中央総合公園で開かれた。同市美術博物館前の約170メートル区間に、市内を中心に愛知、岐阜、三重、奈良、北海道の35店が出店し、食パンや米粉パン、天然酵母パン、ベーグル、ドーナツなど多彩な商品が並んだ。(横田沙貴)
同公園のにぎわいづくりにと昨年に初めて開催され、今回で2回目。約4000人の人出があり、午前中でパンが完売したという前回の反省から、今年は会場エリアや出店数を見直し。パンの販売数を1店当たり400〜500個準備するよう要請した。中には1500個入荷した店もあったという。
この日は久しぶりの晴天ということもあり、午前10時の開場直後から多くの女性グループや家族連れが来場。有名人気店のブースには長蛇の列ができ、開場から30分で完売した店もあった。お目当てのパンを手に入れ、美博前の噴水やベンチなどに座り込んでその場で頬張る来場者の姿もあった。
同市樫山町から訪れた60代の女性は4店でパンを購入。「有名店の食パンを目当てに来たけれど、さまざまなパンがあり、たくさん買ってしまった。ほかの地域で有名なパンを岡崎で購入できるのは、ありがたい」と話した。