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東海愛知新聞

移動の有用性探る

岡崎市と民間企業 電動キックボード実証実験

岡崎市は11月3日、岡崎城下家康公秋まつり会場内で電動キックボードやシニアカーなどを使う実証実験を、民間企業と行う。実験の結果を通じて、電動キックボードなどの規制緩和につなげるのが狙い。市は、乙川リバーフロント地区などでの新たな移動手段としての有用性も調べる。まつり会場以外での実験も計画中だという。()

乙川河川敷左岸の「未来の乗り物ひろば」内で来場者に電動キックボードを試乗してもらい、利便性などを調べる。対象は12歳以上。午前10時〜午後4時。

実験を前に10月24日、市は電動キックボードなどのシェアリングサービスを行う「Luup」(東京都渋谷区、岡井大輝代表取締役CEO)と「スマートシティ構築に向けた新たな交通のあり方を検討する連携協定」を締結した。

同社の電動キックボードは、最大時速20キロで、搭載されたセンサー類で走行地域ごとに速度を制限することもできる。道路交通法上では原付バイクと同じ扱いになるため、公道では使用できない。

協定書では、市と同社が電動キックボードなどの実証実験や走行データの活用、交通・観光施策などで協力し、先端技術を通じて市民サービスの向上を図るとしている。

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