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東海愛知新聞

両玄関口を美化

来月から路上喫煙、ポイ捨て防止区域指定

岡崎市は10月1日、名鉄東岡崎駅とJR岡崎駅周辺の一部地域を「路上喫煙禁止区域」と「ポイ捨て等防止重点区域」に指定する。両区域内では「生活環境美化監視員」(監視員)が巡回し、“岡崎の玄関口”周辺の美化を図る。()

今年4月1日に施行された「生活環境の美化の推進に関する条例」に沿って市長が指定。路上喫煙禁止区域が東岡崎駅の南北の路上6ヘクタール分と岡崎駅の東西の路上2ヘクタール分。ポイ捨て等防止重点区域が東岡崎駅周辺の157ヘクタール分と岡崎駅周辺の19ヘクタール分。

監視員は喫煙場所の案内やゴミの持ち帰り、ゴミ箱への投棄などを呼び掛ける。違反が悪質な場合は市の指導・勧告といった行政命令、氏名の公表を行う。

また、路上喫煙禁止地域では加熱式たばこも含めた路上喫煙(立ち止まっての喫煙)ができなくなる。ただし、東岡崎駅の南北に1カ所ずつ、岡崎駅の東に1カ所の市が設置した喫煙所、店舗などの私有地では喫煙できる。

条例では指定区域内の巡回を定めるほか、市内全域での歩きたばこ(歩きながらの喫煙)、ポイ捨て、ペットの犬猫のふんの放置などを禁止している。

市環境保全課によると、駅周辺でのゴミが多く、全体の約8割がたばこの吸い殻や空き箱だったという。また、吸い殻ごみのうち約2割が加熱式のごみだったため、加熱式も規制対象に加えた。

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