市内初の病児保育施設
野畑町のMON TAMIA 24日オープン
岡崎市野畑町で24日、市内初の病児保育施設「MON TAMIA(モン タミア)」がオープンする。かぜや水痘、インフルエンザといった日常的にかかる病気になった子どもや、病気が治る途中で集団保育施設の利用が困難な子どもを一時的に預かることで、市民の子育てや就労を支援する。(横田沙貴)
運営主体は医療法人糸洲医院(糸洲朝久理事長)。同法人が運営する「ともファミリークリニック」の2階部分約100平方メートルを改装。遊具やテレビモニター、絵本などがある保育室と、病状や年齢などによって別々に保育する際に利用する無菌室2室を設けている。保育士2人と看護師1人が常駐し、同法人が運営する「ともキッズクリニック」(法性寺町)と連携する。
市の病児保育事業の一環で、民間事業者と連携して整備。市保育課によると、国・県・市が整備費の一部約3,400万円を交付し、運営費の一部を市が補助する。同法人の糸洲雅子理事は「安心して子どもを預けることができる施設を目指して準備しています」と話している。
定員6人。対象年齢は生後6カ月〜小学6年。月〜水、金曜(祝日、年末年始を除く)の午前8時30分〜午後6時。利用料金は1回2,000円で、生活保護受給世帯や市民税非課税世帯は減免される。
利用日前日までにともキッズクリニックで受診し、予約する。弁当や乳児用ミルク、処方薬、おむつ、着替えなどは持参する。当日利用時に提出する書類一式は同法人ホームページでダウンロードできるようにする。
予約・問い合わせは同施設(090―1277―1000)へ。