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東海愛知新聞

自分の運転を知ろう

愛知ペーパードライバースクール あおられ危険度診断導入

岡崎市真福寺町の愛知ペーパードライバースクールがこのほど、新しいサービス「あおられ危険度診断」を導入した。各自の運転能力を知ってもらい、専門家が「あおり運転」をはじめとする危険から身を守るアドバイスを送る。()

代表の滝大介さん(39)は名古屋市内の自動車学校で教習指導員として働いていたが、運転免許取得後の教育の機会がない現状を危惧し、今年2月に独立。免許取得後に運転機会がない「ペーパードライバー」への再指導や企業の運転講習を出張形式で実施している。

滝さんともう1人のスタッフはインストラクターとして指導に当たっている。共に卒業検定や修了検定の採点を行う技能検定員の資格を持っている。乗り慣れた車と道で自己流の運転、癖があるドライバーらに客観的な視点で的確にアドバイスする。同乗中に危険を感じた場合は、助手席からつえのような棒を使って運転席のブレーキペダルを押す。

「あおられ危険度診断」は、最近多く報道されるようになった「あおり運転」の被害者にならないようにと考案した。進路変更合図や車間距離、速度調整といった8項目を5段階で自己診断してもらい、受診者のマイカーに同乗して運転方法を30〜40分間チェックする。その後、インストラクターが診断シートに8項目を5段階評価し、危険度割合をはじき出す。主観と客観の“ずれ”を確認できるほか、あおられた場合の対処法も助言する。

滝さんは「自分の運転技術を知るきっかけにしてほしい。長距離運転や家族を乗せて移動することが多い方にはお勧め。自己防衛手段として役立ててもらえたら」と話す。

出張サービスは2時間で9,800円。愛知、岐阜、三重、静岡県の一部地域が対象。問い合わせは、同社(20―6428)へ。

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