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東海愛知新聞

夏休みに好成績

岡崎市相撲連盟所属の男女5人

岡崎市相撲連盟(大塚孝雄理事長)に所属する小中学生の男女5人が夏休み期間中に開かれた各種大会で好成績を収めた。全国大会で頂点に立った選手や12月の全国大会に駒を進めた選手、親が元力士の選手などさまざま。岡崎中央総合公園相撲場での稽古中に喜びの声を聞いた。()

幸田町北部中3年の柴田真歩さん(14)は7月21日に岐阜県郡上市で開かれた全日本女子相撲郡上大会の中学生超軽量級(50キロ未満)で昨年に続く優勝を果たした。「大会前にけがをし、今年は無理かなと思ったけれど優勝できて良かった」と振り返った。団体戦では自分のミスで負けたが、個人戦ではその反省を生かし、相手の動きをしっかり見て、前まわしを取っての投げに成功した。全国優勝経験がある姉歩乃佳さん(県立岡崎東高2年)の影響もあって小学2年から相撲を始めた。昨年の大会は押し相撲で勝利したが、今年は得意の出し投げを中心に投げ技で勝利した。今大会が中学生活では最後の全国大会となった。「高校に進学しても続けたい」と話す。

8月4日に東京都墨田区総合体育館で開かれた第35回わんぱく相撲全国大会では、稲沢市長岡小5年の田宮愛喜君(10)が5年生の部で準優勝した。「相手はみんな強かったけれど、何とか勝ち上がれてうれしかった」と、昨年の2回戦負けからの躍進を喜んだ。父親は岡崎市出身の大相撲元大関琴光喜の田宮啓司さん(43)。本格的に相撲を始めて5年になる。各方面から期待が寄せられるが「次の大会に向けて頑張りたい。来年のわんぱく相撲では最高の成績(優勝)を狙いたい」と意気込む。

今年新設された女子のわんぱく相撲全国大会(8月25日、東京都葛飾区奥戸総合スポーツセンター)では、安城市作野小5年の岩月芭奈さん(10)が「小結」に当たるベスト8に進出した。「強い選手がたくさんいて緊張した。3位までに入りたかった」と悔しさをにじませた。小学3年で始めた相撲歴は2年余り。「来年もチャンスがある。ほかの大会でもまずは3位以内を目標にして頑張りたい」と前向きだ。

三重県伊勢市で開かれた第22回東海少年相撲大会(学年別)では、岡崎市本宿小4年の太田圭亮君(10)が2位、田宮君が4位、半田市板山小6年の井野響稀君(12)が3位だった。3人は12月1日に東京で開かれる第32回全日本小学生相撲優勝大会に出場する。

太田君は「東海大会の決勝では押そうと思った時に引かれて負けた。全国大会では積極的に押して勝ちたい」と笑顔で答えた。井野君は「調子が良く、優勝を狙っていただけに残念だった。少し落ち込んだけれど、全国大会では初戦から思い切りぶつかって決勝に行き、頂点に立ちたい」と闘志を見せる。柔道経験者でもあり、中学進学後は柔道、高校で相撲を選択する予定という。

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