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東海愛知新聞

8月に2学期スタート

岡崎の公立小中学校で始業式
夏休み3日短縮分は秋に

岡崎市内の公立小中学校67校で28日、2学期の始業式が行われた。今年は児童の熱中症対策や教職員の負担軽減などを目的に設けられた「キッズ・デイズ」(秋休み)の影響で、例年より夏休みが3日短縮され、8月中に新学期が始まった。()

キッズ・デイズは、毎年40日間ある夏休みを3日短縮する代わりに、10月の平日3日間を休校日にする。この期間は小学校の球技大会や中学校の新人戦といった市内での大会開催日に充てる。暑さのピークを過ぎた時期に行うことで熱中症のリスクを回避でき、教員の勤務時間の削減に効果があるとされている。

梅園小学校では全校児童816人中800人が登校。始業式で髙須亮平校長がキッズ・デイズ期間中に行われる球技大会に触れ「4〜6年生はしっかり練習して、大会を頑張ってほしい。1〜3年生は4〜6年生を応援してほしい」とあいさつ。その後、2、4、6年生の代表児童がそれぞれ2学期の抱負を述べた。

式の後は各教室でホームルームがあり、児童らは、担任に夏休みの宿題を提出したほか、夏休みの思い出を話したり、学芸会の練習をしたりした。

バスケットボール部で6年3組のラゴ・ミカメイさんは「夏休みは昨年と同じくらいたくさん遊ぶことができたので、(秋休みの影響といっても)あまり変わらなかった。熱中症になると試合に出場できなくなるし、部活動で夏場に転ぶと体育館の床が熱くて大変だったので、大会が秋に行われるのはとてもいいこと」と話した。

髙須校長は「昨年は球技大会の会場の1つに選ばれたため、会場の設営などで教員に参加してもらった。大会が10月半ばまで延期したことで今年は予定が立てやすく、教員は研修や休暇などで、リフレッシュできたようだった」と振り返った。

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