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東海愛知新聞

大ホールを建て替え

総合学習センター 来月から一部休館

岡崎市総合学習センターで大規模な改修工事が5月下旬から行われている。工事の本格化に伴い、9月1日から大ホールのあるホール棟と体育室のある体育棟が、来年7月1日から研修棟2階小ホールが、2021年3月31日まで休館。21年4月からの全面供用開始を目指している。()

同センターはホール棟と体育棟、研修棟の3棟で構成。建物は1982(昭和57)年に完成し、耐震性能に問題はないが老朽化している。大ホールと小ホール、玄関の天井は建築基準法の基準を満たさないつり天井のため撤去や交換が必要となっている。

大ホールは解体し、会議室としても利用できる多目的ホールに建て替える。定員が現在の796人から400人程度にほぼ半減。床に直接椅子を並べて座席にする。体育室は、工事期間中の大ホールの備品置き場などとして利用されるという。

研修棟は、2、3階の3教室を水道施設を備えた理科、美術、技術家庭科の実技研修室やパソコン室に造り替える。小ホールと玄関はつり天井を軽量な材料に変える。また、多目的ホールの舞台照明も含めて照明をLEDにする。

ホールの解体・建設費は3億4,000万円。空調や電気設備の入れ替え、外壁の補修なども含めた事業費は7億7,000万円程度になる見通し。

改修後の利用予約は、多目的ホールと小ホールが利用日の1年前の来年4月1日以降、体育室は1カ月前の21年3月2日以降という。

同センターは、県から譲り受けた旧岡崎勤労福祉会館(アイプラザ岡崎)の建物を改装し、11(平成23)年8月に開館。市への移譲後は13年に体育棟の屋根の一部を直し、15年には、教育相談センター分室(ハートピア上地)の開設に合わせて内部を一部改修した。

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