松平、徳川を語る
9月から岡崎市民大学
歴史学者の磯田道史さんら
著名人や市内の大学の教員を招く全7回の連続講座「岡崎市民大学」が9月7日から11月30日まで、岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれる。46回目の今回は、歴史学者の磯田道史さん、脚本家の中園ミホさん、ジャズシンガーの綾戸智恵さんらが登場する。現在、受講者を募集している。(横田沙貴)
9月7日は磯田さんが「岡崎で松平、徳川を語る」、14日は中園さんが「脚本家の視点から―ドラマの取材を通して思うこと」、11月4日は綾戸さんが「家族との関わり―母として、娘として」と題してそれぞれ話す。
また、9月28日は愛知産業大学講師の竹内孝治さんが「住宅金融公庫―戦後の住まいをつくった『鋳型』」、10月6日は愛知学泉大学講師の西原麻里さんが「“新しい時代”だからこそ読みたいマンガ」、19日は岡崎女子短大特任教授の鈴木仁人さんが「あいち文学散歩 郷土と関わりを持つ文学作品」、11月30日は人間環境大学教授の花井しおりさんが「梅花の歌32首」という内容で講演する。
著名人の講座はりぶらホールで午後1時30分から。1講座につき1,000円。各回抽選270人。大学・短大教員の講座はりぶら会議室で午前10時から。受講無料。各回抽選60人。
対象は市内在住、在学、在勤者で、未就学児は不可。複数の講座に参加できるが、抽選時は市内在住者を優先する。
申し込みは、はがきに参加者全員(4人まで)の
- 郵便番号
- 住所
- 氏名(ふりがな、代表者に○印)
- 年齢
- 電話番号
- 受講希望日
- 託児、手話通訳、要約筆記の有無
―を明記し、〒444-0059、康生通西4-71、岡崎市図書館交流プラザ市民協働推進係「岡崎市民大学」係へ。8月3日必着。りぶら窓口、あいち電子申請・届け出システムでも受け付ける。問い合わせは、市民協働推進課(23―3175)へ。
著名人講師の主なプロフィルは次の通り(敬称略)。
- 【磯田道史】
- 慶應義塾大大学院文学研究科博士課程修了。国際日本文化研究センター准教授。NHK・BSプレミアム「英雄たちの選択」のキャスター。著書の『武士の家計簿』『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」(殿、利息でござる!)は映画化された
- 【中園ミホ】
- 1988(昭和63)年にテレビドラマ「ニュータウン仮分署」で脚本家デビュー。NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続テレビ小説「花子とアン」、テレビドラマ「Doctor-X外科医・大門未知子」などを手掛ける
- 【綾戸智恵】
- 1998(平成10)年にアルバムを全国発売し、40歳でデビュー。2017年にデビュー20周年と還暦を迎える。絶妙なトークと個性的なステージでファンを魅了する。離婚や乳がん、認知症の母の介護なども経験している