東海総体頑張るぞ
高校2年の男女3人が意気込み
北高 折田君・倉橋さん 西高 今村さん
県立岡崎北、岡崎西両高校の2年生男女3人が22、23日に静岡県川根本町で開かれる東海高校総体カヌー競技に出場する。いずれも岡崎市新香山中学校出身の同級生。それぞれの目標に向けて練習に励んでいる。(竹内雅紀)
東海総体にカヤックシングルで出場するのは、北高の折田直生君(17)、倉橋志帆さん(16)、西高の今村栞音さん(16)。5月中旬に行われた県大会500メートルで折田君が8位、倉橋さんが3位、今村さんが7位に入った。カヤックはダブルブレードパドル(水をこぐ面がシャフトの両側についているもの)。
3人とも平日は授業後に約2時間、土、日曜は3時間30分〜6時間、同市桑原町にあるカヌー練習場で鍛錬している。今村さんは3姉妹の3女で姉2人もカヌー経験者だ。
東海総体では折田君と倉橋さんは3位入賞、今村さんは2分13秒切りの自己ベスト更新を狙っている。3人とも県大会の結果には満足しておらず、約1週間後に迫ったレースに向けて練習に余念がない。
指導する角田教雄コーチ(42)によると、折田君は筋力があり短距離向き、女子2人は似たタイプの平均型という。「3人とも公立の進学校に通いながら勉学との折り合いをつけて目標設定している。カヌー競技のレベルは年々高くなってきているので、いろいろと考えて練習をしなくてはいけない」と話す。