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東海愛知新聞

地元木材を有効活用

こもれびかんが最優秀賞
第2回あいち木づかい表彰

岡崎市額田センター(こもれびかん)がこのほど、県内産の木材を使った建築物や製品を表彰する県主催の「第2回あいち木づかい表彰」建築物部門の最優秀賞に選ばれた。

愛知県産材認証機構が県内産と認めた「あいち認証材」を構造材や内装などに使った建築物9件と製品12件の応募があり、木材利用の新規性やPR効果などが審査された。

こもれびかんは鉄筋コンクリート造り2階建ての「行政棟」と一部木造の鉄筋コンクリート造り平屋の「市民交流棟」で構成され、市内で伐採されたヒノキ材を使用。構造材に4本の角材を組み合わせた「組柱」、板状の木材を重ね合わせた「束ね(はり)」を用いて断面が小さい木材も活用している点や、市立額田図書館や集会室といった利用者が多い部屋の内装に木材を多用している点などが評価された。

同認証材のPRや木の魅力発信、優れた木の使い方の普及などを目的に2017(平成29)年に創設。前回は岡崎信用金庫城下町支店(上六名2)が優秀賞を受賞している。()

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