子どもたちが歓声
男川やな アユつかみきょう解禁
岡崎市淡渕町の男川やなできょう12日、アユのつかみ捕りが解禁される。11月中旬まで。
前日の11日には「やな開き式」が開かれた。男川やな組合員や地元漁業関係者らが出席し、安全を祈願する神事を執り行った。午後からは豊富学区などに住む年長児から小学5年生までの10人ほどがアユつかみに挑んだ。
この日は気温26 °Cで男川の水温は20 °C。子どもらは、青竹120本を組んで造られた長さ12メートル、幅5メートルのやなの上で、放流されたアユに向かって水しぶきを上げながら駆け寄り、両手を伸ばした。上手に捕まえると「やった!」と声を上げて喜び、保護者らに見せた。
男川やな店主の梅村成美さん(72)は「アユのつかみ捕りを通じて、清々しい空気と豊かな自然を満喫してほしい」と話している。
予約不要。天候や気候などにより中止する場合もある。問い合わせは、男川やな(82―2089)へ。