おいしく糖質制限
岡崎の2社 独自製品を提案
炭水化物や糖質の摂取量を制限する食事療法「糖質制限」がダイエットや健康増進の分野で注目されている。岡崎市内の2社は糖質を抑えた製品を考案し、消費者に提案している。(横田沙貴)
福岡町の太田商店は、「岡崎おうはん糖質制限セット」を販売している。ダイエットや筋力トレーニング中のタンパク質の摂取に役立ててもらおうと、約2週間分を想定して岡崎おうはんの卵(プレミアムランニングエッグ)30個と冷凍の胸肉8枚(約1.6 kg)を組み合わせた。
卵は臭みがなく生食に向き、固ゆで卵でも黄身がパサつかない。肉は歯ごたえがあり、うまみがあって肉質がいいといった特色がある。同社は「この機に岡崎おうはんについて知ってもらい、地元のおいしい食べ物で楽しく糖質制限してほしい」と話している。
ネット通販限定。送料込みで7,200円。問い合わせは、同社(51―9703)へ。
矢作町の渡辺米穀店は大塚食品の製品「マンナンヒカリ」とのブレンド米を2017年から販売している。
マンナンヒカリはコンニャクを主原料にした加工食品。研いだ後の米に一定量を混ぜて一緒に炊くことで、同じ量の白米だけの時より糖質やカロリーを抑えることができる。ブレンド米は全体の3分の1をマンナンヒカリに置き換えた場合、全てが米の時に近い食感になるように比較的大粒で固めの米を使用した。白米ブレンドのほかに、2割精米した米ともち麦ブレンド、黒米の3種類がある。
同店は「お米をおいしく食べてほしいという気持ちで開発した。ダイエットのほか、食事療法で活用する人もいる」と話している。
いずれも1 kg入り1,188円。問い合わせは、同店(31―3660)へ。