岡崎市上佐々木町の石工団地で20日、石の掘り出し市「第22回団吉くんまつり」が始まった。岡崎石工団地協同組合(大島義春理事長)主催。きょう21日まで。

新企画の「石のコンテスト」では、組合加盟50事業所の約半数がプランターをテーマに制作した石製品を出品。来場者が投票できるようにと石製の投票箱が設置されている。投票はきょう午後2時まで受け付ける。

スタンプラリー形式の「石屋さん体験」では、墓石磨きや作業場見学、サンドブラスト、石お絵描き、尺貫法の解説などがあった。石割りを初めて行った女児は「たたく場所によって音の高さが違い、演奏しているみたいだった」と振り返った。石工団地神社前では2日間限定の「御朱印」が配られている。

昨年始めた水切り石は、今年も15 mの特設プールが設けられ、大人も子どもも挑戦していた。人気の巨石割りはきょう午後に実施する。このほか、ステージイベントや手作り市、屋台、石製品の特価販売などで団地内を訪れた人たちをもてなす。

雨天決行。午前9時〜午後5時。問い合わせは、同組合(31―3823)へ。(竹内雅紀)