東公園に木製遊具広場
大型13基9月オープン
岡崎市は17日、同市東公園の多目的広場に大型の木製遊具などを並べた「木製遊具広場」を整備すると発表した。オープンは9月を予定している。市内在住の篤志家が製作費、設置費込みで遊具を市に寄贈する。寄付相当額は約5,000万円。
階段付きの滑り台や帆船をかたどった遊具など12種類13基を広場の外周に沿って設置する。遊具はデンマーク製で大半が木製。最大で高さ約5 m、幅約11 m、奥行き約8 m程度。また、遊具の周囲に熱中症対策のために植栽する。
市によると、2度にわたって恐竜モニュメントを寄贈した篤志家が、子どもの健やかな成長を願って寄贈を決意。木製遊具になった理由を市は「『新聞を見て決めた』と聞いている」と答えた。
内田康宏市長は「さまざまな遊具で遊ぶ中で、挑戦する心や達成感などを感じてもらえる施設になると思う」と述べた。
遊具は現在制作中で、6月下旬に日本へ出荷される予定。同公園では6月から準備を進め、遊具の到着に合わせて設置工事を進めるという。なお、工事期間中は広場の一部約1000 m2が利用できなくなるという。