平成四天王に挑戦
こども囲碁教室に羽根九段
岡崎ふれあい囲碁こども教室が14日、岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれ、平成四天王の1人でプロ棋士の羽根直樹九段(42)が子どもたちと対局した。
羽根九段は七大タイトルのうち、棋聖、本因坊、天元、碁聖の4つを獲得した経験のある囲碁界の第一人者。対局は教室に通う小学生を中心に九路盤と十九路盤で行われた。十九路盤では、11人の子どもたちとの各戦局を見極めながら羽根九段が数手ごとに移動し、次々に碁石を打っていった。
連尺小4年の首藤芙実さん(9)は「途中まで勝てると思ったけれど、やっぱり羽根さんは強かった」と振り返った。羽根九段は「もっと踏み込んで強気で」「失敗を怖がらないで」「守りをしっかりしながら攻めよう」などとアドバイスを送り、大人たちも真剣なまなざしで見守っていた。(竹内雅紀)